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2006年09月12日

“ERP”としてのGTD

前回lifehackとTOCの類似について少し書きましたが、今回はGTDのメタファーとしてERPを考えてみます。もちろん、ITmedia Biz.ID:“OS”としてのGTDをちょっと意識してます。

GTD関係のブログをみると学生の人も多いようなので簡単に説明しておきますが、ERP(Enterprise Resource Planning)とは企業活動を効率化するための大掛かりなITシステムで、全体の業務に対して投入すべき企業のリソース(人、物、金)を統合的に管理することで最適な効率を得るという思想に基づいています。

これに対してGTDはどうかというと、全体のタスクに対して投入すべき個人のリソース(時間、モチベーション等)を統合的に管理して最適な効率を得ると言えるのではないでしょうか。目の前にある業務だけに全力を尽くすこと(部分最適化)が、必ずしも全体として最適になるとは限らないというERPの考え方もGTDに通じるところがあるように思います。

では、このメタファーからGTD実践者が学ぶべきことは何かあるでしょうか。ERP導入を例に考えて見ます。ERPは導入にに失敗しやすいシステムと言われています。パッケージソフトが提供するベストプラクティスは、ERP導入以前の(非効率的な)業務スタイルからのルール変更が不可欠であり意識の改革を必要とします。また逆に企業の業態にあわせてパッケージ側をカスタマイズすることも通常発生します。このカスタマイズのさじ加減が難しく、パッケージ側を大きく変えると導入はスムーズになりますが、結果的に十分なパフォーマンスが得られなくなってしまいます。

そういったわけで、GTD導入にあたっても自分のライフスタイルに合わせて手法をカスタマイズすることは必要ですが、効率アップのためには自分の中のルールも意識的に変えていくことが大切ではないかと思います。

最後にもうひとつ。ERPパッケージをカスタマイズしすぎるとパッケージの新バージョンが出たときにアップグレードに非常に苦労する、という落とし穴もあるので、ソフトウェアのGTDツールを使っている人は同じような注意が必要かもしれません。


posted by style at 04:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | GTD
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