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2006年08月28日

自分が制約の多いGTDツールを作った理由

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GTD Style Wikiは他のGTDツールに比べて制約が多い方だと思います。Remember The Milk等が「GTDにも使えるタスク管理ツール」であるのに対して、GTD Style Wikiは「GTDにしか使えないツール」というような意味で。

GTDStyleWikiを作るときに意識したのは、使うことによってGTDが自然に身に付くようなツールにしたい、ということでした。今でこそITmedia Biz.IDのようなサイトがありますが、最初にGTDを知った1年前はいくつかのブログと書籍「仕事を成し遂げる技術」だけが頼りだったので、「こういうときはどうすればいいの?」という疑問がたくさん出てきました。

そこで、そういった初心者がつまずきやすいところをツールでサポートできないかということを考えました。たとえばGTDでは「NextActionに入れたものは決してINBOXに戻してはいけない」というルールがありますが、これを頭でおぼえるより前に、ツール側の制約としてNextActionからINBOXへのステータス変更をできないようにしてしまおうというような発想です。同様に「同じ項目をカレンダーとNextActionの両方に入れない」というルールも、ツールの制約として実装することにしました。

最近になってGTD用のツールがたくさんリリースされて選択肢も広がっていますが、GTDをきちんとマスターした人向けのツールが多いように思います。もう少しGTD初心者向けのチュートリアル的な要素を持ったツールがもっと出てきてほしいなあと思ったりします。(GTDStyleWikiもTiddlyWikiの部分が慣れるまでちょっと敷居が高いと感じています)
posted by style at 07:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | GTDStyleWiki
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