・NextAction扱いのものを、適切な状況別リストかカレンダーに入れる
・プロジェクトを複数のアクションにブレイクダウンする
前者はわりと機械的な作業です。2分以上かかる自分がやるべきToDoについて、オフィスでやるのか、電話をかけるのか、PCで作業するのかサクサク決めていくだけです。ToDoの項目名があいまいであれば、このとき明確なアクション名に変更すると良いと思います。
実行日が決まっているToDoはカレンダー(スケジューラ、リマインダ等)の方に入れます。ポイントとしては、「7月1日にオフィスでやる作業」のような項目はカレンダーの方に入れて、「オフィスで」のリストには書かないこと。置き場所は常に一箇所です。「オフィスで」には、職場で空き時間ができたらすぐにでも実行できる項目のみ入れるようにします。
また、実行日はわりといつでもいいのだけれど、状況別リストに入れておくとなかなか消化されないToDo(たとえば「たまった出張費を精算する」とか「あの映画を観る」など)があります。こういうのは、この日にやるぞ、と決めてカレンダーにスケジューリングしてしまうと、わりとうまくこなせるようです。(ただ、これをやりすぎるとGTDらしさがなくなりそうな気もしますが)
大変なのが後者のプロジェクト細分化です。プロジェクトには簡単に細かく分けられるものもありますが、その多くはちょっとやそっとじゃNextActionが思いつかないような項目だったりします。これについては独りでブレインストーミングしたりして、じっくり考えるしかなさそうです。「こんなに悩むんだったらこんなプロジェクトどうでもいいや」と思って、「いつか/もしかしたら」の方に移しちゃったりもします。そういったわけでプロジェクトの扱いについては、わりとGTD上級者向けのように思います。まあ、せっぱつまったプロジェクトも無いので、週次レビューなどの時に少しずつ進めていく予定ですが。